サプール
こんにちは☆
先日NIPPON GENK PUROJECTというイベントでヘアメイクのアシスタントをさせていただいたのですが、、、そのイベントに出演していたサプールの皆さんについて書きたいと思います!
『サプール』を皆さんはご存知ですか?
私もその存在を知ったのは1年くらい前のことです。
サプールとは、、、世界一オシャレな男たち
彼らは1年中気温が30度を越す両コンゴで1950~1960年代のパリ紳士の盛装に身を包み、街中を闊歩するスタイルで知られています。
コンゴは平均月給が300ドル程度ですが、彼らは月給の何倍もするハイブランドの服を身にまといオシャレを楽しんでいるのです。
しかし、ただそのようにオシャレを楽しめばサプールになれるわけではありません。
彼らはサプールであるために教養を身につけ、フランス語を流暢に話し、何よりも強い倫理観を持たなければならないと考えています。
スマートで高級な衣服の内側には、真摯かつ高貴な人間性が備わってないといけないようです。
今回イベントのバックヤードで見ず知らずのスタッフである私たちが
『サプールだ!!!かっこいい!!』っと声をかけた時も、、、
快く写真を撮ってくれました。しかもとってもクールなポージングで!!
本当に見た目だけではなく中身まで素敵な紳士で、感動しました。
また彼らのスタイリングでとても印象的なのがその色遣いです。
目が覚めるように鮮やかで独特な色遣いや挑戦的な色の組み合わせは、あのポール・スミスも絶賛しているそうです。
一つのスタイリングに彼らは3色までしか使わない決まりがあるそうです。
なぜなら、色が多すぎるとエレガントでなくなるからです!!
内戦の多いコンゴではその度にサップの文化が途切れかけたそうです、、、
それでも、また、紳士であることを重んじて行動すること、武器を捨て、エレガントな装いで平和を願い、主張していくことがサップの文化だと言います。
多くの人が彼らの存在を知り、平和を願うことで、いつか内戦がなくなるといいですね☆
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